そこは、大阪市鶴見区にある、広い青空の下にあるのどかな場所。

日本財団とユニクロの支援を受け、一般社団法人こどものホスピスプロジェクトが今年4月1日(金)に開業した、難病の子ども向けホスピス「TSURUMI こどもホスピス」。今回は「TSURUMI こどもホスピス」のサポーターズカフェという活動説明会に伺いました。

--------------------ここから引用--------------------
TSURUMI こどもホスピスは、生命を脅かされる病気と共に暮らす子どもの成長を、友人の様な立ち位置から支え、寄り添う事を目的とした、民間による慈善活動と言えます。また、きょうだいやご家族も同様に、日々の生活をリフレッシュいただく事も大切な取り組みとして位置付けられています。
引用元:TSURUMI こどもホスピス
--------------------ここまで引用--------------------

サポーターズカフェにはNPOから大学生まで様々な方が参加し、「TSURUMI こどもホスピス」の説明を中心に、意見交換や交流、施設の見学を行いました。「TSURUMI こどもホスピス」のお話を伺う中で印象に残っているのは、スタッフやボランティアが施設の利用者と友として寄り添うということ、地域で交流し開かれた場所であるということ、生命を脅かされる病気を伴う子どもとその家族が、「深く生きる」為のお手伝いをしているということです。

誰でも深く生きたいと思っている、その当然を、当然にするための意思を感じられたように思います。そして、そここそが生きる上で大切なのではないかと自分自身に対して改めて思ったわけであります。施設も、その「深く生きる」を体現するために必要なつくりとなっているように感じました。



中庭に広々と広がる芝生。

 





子どもたちがめいっぱい遊べるおもちゃのお部屋。





お部屋には、ワクワクする玩具や仕掛け、楽器や可愛いクッションなどが。


 
天井の窓からは星空が見えることも。


 
 

ゆったりくつろげる空間。





お部屋の扉の横には、こんな吹き出しも。深く生きるには、遊び、笑い、泣き、怒り、喜び、学び、共感する、というような感性に沿う体験が必要です。子どもであっても、大人であっても。そのようないわゆる豊かさを生んでいくようなサポートを実現できる空間であるように感じました。

ときには、地域の方や子供たち、様々な人々が交流できるイベントが開催されていて、近いところでは敬老の日に「孫ヨガ」、のんびり過ごせる「ふらっとカフェ」という催しがあります。自分自身も何か役に立てるよう、次は友として遊びに行きたいと思います。