フォロワーが圧倒的に多くて、フォローが少ないと人気があるアカウントと評価される傾向があります。

その次に、フォロワーとフォローがほぼ同じ、またはフォロワーが少なくてフォローが少し多いパターン。

最後が、フォローが圧倒的に多いパターン。

ここで思うのは、フォロワーが圧倒的に多いパターンよりも、フォロワーとフォローが比例して多い方が関係性としては深いのではないかということです。

つまり、フォロワーが圧倒的に多くて、フォローが少ないパターンはフォロワーの一方向的な興味が強く、マスメディアの一方向的な発信と似た形にあると思います。

対して、フォロワーとフォローの数が同じくらいというのは共感しあっているということで、すなわち両思いという状況があるからです。双方向の思いがあり、崇拝よりも共感が重視されている点でSNS的です。

アイコンがつぶやいたからといって、流行や行動につながることは少なくなる傾向にきており、それ以上にある趣向やある感覚において共感し合う状況の方が、行動やうねりが起きやすいように思います。

その背景には多種多様な趣向があるということや、流行がないという状況があると思います。また、フォローする行為は相手を認めるという行為であり、その力が相互に働いているというのは関係性として結び付きが強いですよね。

SNSの利用として、フォロワーのみが多いというのが人気のバロメーターというのは、実は従来のマスメディア式評価軸であり、双方向なSNS的、インターネット的仕組みや多様性の時代背景からすると、フォロワー数と同等にフォロー数がある方が、関係性としては深くアカウントとしても価値があるように感じる訳です。