キュレーションサイトの役割をどのように認識していますか?メディアに関わる人なら、皆この道を通っているのではないかと思います。

キュレーションの意味がkotobankに載っていました。

キュレーションサイトは、様々なメディアの情報を拾い上げて、タイトルや最初の数行くらいをのせて、記事元のメディアへリンクを飛ばしているあれです。NAVERまとめとか、Antennaとかグノシーとかがキュレーションサイトと言われています。

キュレーションサイトはメディアの情報を集めて、ユーザーへ届けます。ここで気になるのはメディアとの違いです。メディアも事実をキュレーションしていると考えると、キュレーションサイトと言うこともできます。

私が思う性質の違いとしては、メディアは伝える情報の"内容"に重きがあって、キュレーションサイトは情報の整理やユーザーとのマッチングなど"扱い"に重きがあるということ。一つの記事配信に要する時間が、異なるのでメディアの方が記事数が少なく、キュレーションサイトの方が記事数は圧倒的に多いです。

一方で、キュレーションサイトはメディアの情報を発信しているので、メディアが無ければ、キュレーションサイトは存在できません。しかし、メディアも事実を発信しているので、事実を起こしているクリエイター(注1)などがいなければ存在できないということになります。

(注1)ここでいうクリエイターは事実を起こしている対象のこと。デザイナーや作家に限定しているわけではありません。


では、一番大元の事実を起こすことに、最も価値があるのかと考えると、そうではないのではないかと思うわけです。なぜならば、クリエイターも、事実から影響を受け、事実を生み出しているからです。

この様に考えると、キュレーションサイトやメディアは事実を伝えるという役割で、クリエイターは事実をつくるという役割です。そして、それぞれの価値は比較することができるかといえば、できないのではないかと考えています。

それは、伝えるということも、生み出すということも相互に関わっていて、価値は両社の協力で、つくられていくものだと思うからです。点で考えると、伝える方がえらい、生み出す方がえらいというような比較になってしまいますが、役割が異なるので、価値の比較はできないと思うわけです。

一方で、立体で考えると、伝える側と、産み出す側は、両者相互に影響しあっていて、世の中に対しては両社含めて、もっと多くの全体で、新しい価値を生み出しているように感じます。

また、キュレーションサイトとメディアの比較に関しても、どちらに価値があるということはなく、それは役割の違いであり、ビジネスの視点で見るとマネタイズの違いであり、アウトプットするサービスの違いであると思われます。

よって、ビジネス側は、キュレーションをやりたいのか、メディアをやりたいのか、クリエイターをやりたいのか、ということを考えて、役割を選べば良いということになります。もちろん組み合わせてやるということもあると思います。

ユーザー側は、それぞれのサービスを使いたいように使えば良いといことになります。