
8月28日(木)にリニューアルオープンした大阪梅田のファッションビルルクア。リニューアルオープンの中身は、新規オープンが44店舗、移転が6店舗、リニューアルが8店舗の全58店舗です。
新規オープンは全国初、西日本初、関西初、梅田初などのお店があり、全国初は「221リステア」、「ブーズキッチン」、「フクスケ」、「ルリア4℃」、「ロデスコ アーバンリサーチ」 、「スリーピー・スリーピー」、「ビバ!チチカカ!」。
西日本初が、「ヴィヴィアン・ウエストウッドアングロマニア」、「スポーツ ラボ バイアトモス」、「ミラ オーウェン」、「パパブブレ」、「キラリー」、「アダム エ ロペ ル マガザン」、「ノワール ド プーペ」、「エルフォーブル」、「17℃ バイ ブロンドール」、「ジュエルアディクト」、「エレド ミュー」、「リルリリー オオサカ」、「ジョワナリエ」、「マジェスティックレゴン コンポジション」、 「アナウト コミューン」、「ムーミンショップ」、「レインボー スペクトラム」。
関西初は、「鶏三和」 、「ヴォーギッシュ」、「ベキュアハニー」。
梅田初は、「フラワー」、「フレディ&グロスター」、「フリークス ストア ウィメンズ」、「フリークス ストア メンズ」、「ステュディオス ウィメンズ」、「エヌ ナチュラルビューティーベーシック」、「アーノット」、「ユニケース」。
初のブランドが"すみわけ"と"共存"を実現
今回のリニューアルオープンで優れているなぁと思うのは、梅田初や関西初など、梅田の中で他のショッピング施設とすみ分けることができるブランドを揃えた点です。重ならないブランドを多く揃えたことによって、激戦区梅田にある他のショッピング施設にとってもプラスになります。
それは、売上が割れることがないということと、梅田の街として取扱いブランドが増えたということになるからです。このような激戦区において、街トータルの価値を上げていくならば、どの施設も取り扱う人気ブランドを取り扱うのではなく、よそには置いていないブランドを取り扱うということが、他施設とのすみわけになり、それが同時に街自体の楽しみになるということに繋がります。
また、関西初、西日本発というフックは、顧客に対する見え方としてインパクトがあるとともに、神戸や南との差別化にも繋がるということが言えます。
そのように今盛んな梅田の中での立ち回りにおいて、キーワードは"すみわけ"と、"共存"ということが言えると思うのですが、その中で今回のリニューアルオープンの考え方は優れていたように思います。
人気のお店とおもしろい店内
さて、今回のリニューアルオープンにあたる58店舗を全て見てきたのですが、その中でも印象に残ったのは西日本初の「ムーミンショップ」と「レインボースペクトラム」です。

ムーミンショップは話題になっているからか、平日でも来店者が非常に多かったです。
もう一つは生活雑貨のレインボースペクトラムなのですが、店内の通路が入り口から出口まで一本道になっているという点です。レジは出口にあり、全ての商品を来店者に見てもらえる作りになっていて、またこの作りなら、商品やインテリアの見てもらう順番を決めることができるので、それはまるでテーマパークや小説のようにストーリー性を持たせることも可能になるなぁということでした。
また、今回のリニューアルオープンには関係がないのですが、地下1階にある、食べるスープの専門店「スープストックトーキョー」は際立って女性客が多かった印象です。