情報発信には価値判断を込める時と、事実確認に徹する時とがあって、二つの姿勢を使い分け、情報を発信しているように思います。
例えば、ブログの記事更新に例えると、まずは記事の題材を決める時に価値判断を込めています。題材を読者に対して発信するべきなのかどうかを考える時、そこに価値判断が込められています。
続いて、題材の事実を伝える時には、もちろんですが事実確認、事実追求に徹します。それは、事実を伝え間違えてはいけないからということはもちろんですが、もう一つは、事実に対する見解を述べる際に、対象の事実を間違えると、見解自体、すなわち価値判断が誤ったものとなってしますからです。
このように順を踏んでいくと、情報発信というゴールに対して、まずスタートする作業は事実確認であるということが分かります。もちろん事実確認と、価値判断を込めるという作業は相互に入り組んでおり、順序が入れ替わったり、事実確認が連続することなどもあります。
しかし、あえて理解しやすくシンプルに整理しておくとすれば、情報発信の際は、まず事実確認に徹することからはじまり、次に価値判断が込められた記事の題材を選び、そしてその題材に関する事実確認を行い、最後にその事実に対する見解として価値判断が込められた内容を記すという順序になると思います。
情報発信の際の、事実確認と価値判断について、認識を整理しましたのでご紹介いたしました。