ALS患者と患者団体を支援する募金イベント「ALSアイスバケツチャレンジ」がアメリカから始まり世界に広がっているようです。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、どのような病気なのか、一般社団法人 日本ALS協会のホームページより以下抜粋します。

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筋萎縮性側索硬化症は、身体を動かすための神経系(運動ニューロン)が変性する病気です。変性というのは、神経細胞あるいは神経細胞から出て来る神経線維が徐々に壊れていってしまう状態をいい、そうすると神経の命令が伝わらなくなって筋肉がだんだん縮み、力がなくなります。しかもALSは進行性の病気で、今のところ原因が分かっていないため、有効な治療法がほとんどない予後不良の疾患と考えられています。
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ALSという病気の概略の続きが掲載されていますので、詳細は日本ALS協会のホームページをご覧ください。

さて、「ALSアイスバケツチャレンジ」について、様々な見解を、個人、各種メディア、著名人が発信しています。賛否両論、両方ともにうなずける見解を見ることができます。

「売名というマーケティングに利用するのは不謹慎だ」というような意見や、一方では、「募金を行い、キャンペーンに参加し、実際に行動しているのだから価値がある」というような意見も。

賛否両論ありますが、「ALSアイスバケツチャレンジ」のブームをきっかけに、沢山の問合せや寄付のお申し出が日本ALS協会にはあるようです。

一方で日本ALS協会は「皆さまへのお願い」として、以下のような文章を記しています。

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「アイスバケツチャレンジ」で、冷たい氷水をかぶることや、寄付をすることなど、すべて強制ではありません。 皆様のお気持ちだけで十分ですので、くれぐれも無理はしないようにお願いします。 特に氷水について、これから涼しくなりますので心配しております。
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「ALSアイスバケツチャレンジ」のブームにより、多くの人がALSという病気を知り、また寄付も増えたという状況があるということ。その事実が、今回のキャンペーンの効果を享受するということなのかもしれません。