サービスの価値を競合よりも、いかに高めるかという視点がある一方で、だれも目をつけていないスペースを見つけ、そのポジショニングで価値を見出すという視点があります。

前者が、磨き、研ぎ澄まされたサービスで、張り合うという視点に対して、後者は、誰も行っていないサービスを構築するということで必要とされる存在になるということです。

すなわち、それは同時に、他者との共存ということになります。

なぜならば、同じポジショニングで競争すると、競合と協力することはできませんが、空いたスペースにポジショニングをとることで、競合他社にとっても、顧客にとっても必要な存在となることができるからです。

空いたスペースにポジショニングをとるということの成果として、競合にとっては、同一マーケットにおけるマーケットとしてのサービスの拡充への協力に。そして、それは顧客に対しての価値となります。

つまり、同じサービスで競い、高め合うという営みがある一方で、空いたスペースにポジショニングをとることの方がマーケット自体の価値は高まり、顧客に対して貢献できるのではないかという考え方です。