無印良品が、良いものづくりをめざす社内の研究の場「くらしの良品研究所」。今週のコラムが「食品ロスについて」というテーマで書かれています。
家庭での手つかずの食品が捨てられている実態や、業者の鮮度を優先した商習慣についてなど、食品ロスについての内容となっています。
その中でも特に印象的なのが、食品を買う時にすぐに食べる場合は、日付が古いものを選んで買う人がいるということです。できるだけ新しいものを、賞味期限ができるだけ先のものを選んで買うというのが、通常の心理であった自分からすると、その視点は衝撃的な事実でありました。
すぐに食べるのであれば、古いものであるといっても、賞味期限内で十分に食べることができます。古いものを選んで買えば、棚に並ぶ食品の捨てられる可能性が低くなります。
安くなった古いものは欲求的に買うことがありますが、安くなくても古いものを意図的に選べるという客観的視点は、賢い消費や充経済につながるのではないでしょうか。
食品ロスについて