お金ではなく、幸福、健康、感動、平穏などを目的にマーケティングするということ、その結果お金が集まってくるという順序にマーケットはパラダイムシフトしようとしているということを述べました。そして、それを後押しするのは、ステークホルダーがお金を目的化せず、ツールとして認識し、幸福、健康、感動、平穏などを目的に、消費し、投資し、働くということが重要です。

つまり、それは私たち皆が、目的はお金ではなく、幸福、健康、感動、平穏などにあるということを理解し、行動するということになります。その営み自体こそが充経済ということになります。環境面、健康面、精神面において、持続不可能になってきている経済に対して、その経済を脱する脱経済に動くのではなく、そのスカスカになった経済を満たしていく、充実させる経済として。

先で述べたように、充経済においては、お金に振り回されることはありません。つまり目的とせず、本当に大切なことを分かち合うための道具としてお金を利用するからです。

充経済を目指すためには、お金に関わる者全員が幸福、健康、感動、平穏などを目的に営む必要があります。そのためには、自分たちのためになる物や事を知る必要があります。そこに、これからの個人、法人における情報発信の真髄があるように思います。

企業の広告、広報、メディアなど、情報を誰かに提供しているわけですが、充経済において必要な情報は、本当に自分たちのためになること、ここで表現している言葉を使うならば、幸福、健康、感動、平穏などを体現するために必要な情報を取り扱うということ。学者はそれを深く論述するかもしれないし、ファッショニスタはそれをカッコよく魅せるかもしれません。

アプローチは様々であっても、本質は充経済のためになる内容を発信するということ。その行動が充経済におけるマーケットで求められる情報ということになります。