経済の行き過ぎ、効率や利便性の過度な追求により、自然に負荷がかかり、持続不可能な営みにより、結果人間にも負荷がかかり悪循環が起きているという側面があります。自然への負荷とは、環境破壊や人間のライフスタイルなど、様々な自然に対する負荷のことです。

その側面、課題に対して、経済自体からの脱却、脱経済が主張されることがあります。どこから、どこまでの脱経済なのかという、それぞれの主張の深さには違いがあると思いますが、その方向でも考えてはみていますが、これほどに根付いた経済を、果たして脱するべきなのだろうかという疑問がどうしても生じるわけです。

一方で、経済に問題があるのならば、「脱」ではなく、「充」。つまり、充経済に取り組む必要があるのではないかと思われます。行き過ぎたならば、ブレーキをかけ、負荷を取り除き、サスティナブルで、より高次元な経済を目指し、営みを深め、経済を充実したものにするという発想です。

もし、マーケティングに、全てのステークホルダーをハッピーにすることが課せられているとすれば、充経済を目指すことはマーケティングの極みであり、マーケッターの仕事なのではないかと考えることができます。