映像において、トラックの影響力の大きさについて再認識しています。そのトラックの心地良さが、そのコンテンツへの関心の大半を占めるということは珍しくないように思います。

トラックは、もちろん作品との調和の中にある一つの要素であるわけですが、そのトラックが忘れられなくて、その作品や商品を想起させるということが多々あります。

例えば、野村不動産PROUDのCM。



下は、誰もが知る「世界の車窓から」。



情熱大陸の中で使われている「Etupirka」



最近では、「風立ちぬ」。



プロモーションやアートにおいて名作を支えるトラックは、たくさん存在しています。その名作を想起する時、まずはトラックがきっかけになっているということが多いのではないでしょうか。

その影響力は、合理性のマーケティングから美醜性のマーケティングへ転換している今、非常に重要なクリエイティブの一つであるように思います。