野菜をつくるという考え方でやるのか、野菜が実ったという考え方でやるのかは大きく異なっていて、より生き生きした美味しい野菜は後者であるように感じています。
なぜならば、前者は他者の主観的意図が含まれた、デジタルなものに対して、後者は生態系の共存の中で育ったアナログ的な主体者であるからです。
それは、マネジメントにおいても等しいことが言えて、育てた人材よりも、育ったという人材の方が、主体的な力強さを持っているように思います。
そのように考えると、マネジメントにおいて重要なことは、人材を管理することではなく環境を整えるということであるように感じます。