イタリア、ヴェネツィアに新しくルイ・ヴィトンのメゾンがオープンしました。その場所は、かつては「Cinema Teatoro San Marco」という映画館だったようです。どこの風景を切り取っても、美しい街ヴェネツィアを舞台に、オープンを記念して、ショートムービーが作られました。

イタリア人女性の分身が、ヴェネツィアの街を誘われるかのように彷徨い、ルイ・ヴィトンのメゾンへと導かれます。その映像は、一つ一つの場面が、ヴェネツィアの情景を切り取った絵画のよう。そのセリフのない物語を見終えた時、まるで一本の映画を見た後かのような余韻に包まれます。

メゾンがオープンした今、それは絵画のように静かな出来事であり、時が経ち年月を重ねた時、その歴史は映画のような物語りとなるのかもしれません。映画館だったという跡地で、ルイ・ヴィトンの新しい物語がはじまります。

撮影の舞台裏写真でさえ、こんなにも美しく。





















































画像:(C) Louis Vuitton