2012年秋冬シーズンからMP di Massimo Piomboをスタートした、PIOMBOの創設者マッシモ・ピオンボ。彼は、クリエイティブスタッフとともに地中海を航海しながらミーティングを行います。

各シーズンのコレクションから、ブランドのアートディレクションまでを、地中海の旅の中で決定するのです。海と言う意味合いの「LA MER」と名付けられた船の中は、家の中のような落ち着いたインテリア。そこで彼は古い書籍に目を通します。インスピレーションのために。

映像を見ていると、良いものを生み出すための環境の重要性に気付かされます。効率や合理性を追及するための、いわゆるオフィスは、非効率、非合理性、すなわちアートを生むためには機能しないようになってきています。

立派な建物と、美味しい社員食堂が無くても、マッシモ・ピオンボ氏のように、海の上が最適の場合もあれば、山の中が最適な場合もあるかもしれません。どうやら、クリエイティブを追及するためには、ビジネスは襟を正すものという発想を脱ぎ捨てた方が良さそうです。

私も、まずはデスクに、「ダリの絵」を飾ってみようかと思います。