阪急うめだ本店を運営するエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社が2012年12月度売上速報を公開しました。リニューアル先行オープンとグランドオープンの影響で好調だった11月の昨年対比148.4%に続き、12月度は140.7%という好調。

一つ手前の10月までずっと昨年対比を割ってきていましたが、超V字上昇です。丁度11月に、ルクア、三越伊勢丹、大丸、阪神百貨店(エイチ・ツー・オー リテイリング)など百貨店を含む小売り激戦区を、売り手の視点ではなく、顧客として歩いた時、感覚値において阪急うめだ本店が一番良かった、シンプルに楽しかった印象があります。

昨年対比140.7%という好調までいくと、売り場で明確に楽しさを体感できるほどのことになるようです。感覚的な楽しさは、素直に業績に表れるということが実感できました。

百貨店は買い物をする場なのですが、阪急うめだ本店を回った限りでは楽しめる場という印象が残っています。楽しめる場を創れるならば、阪急うめだ本店を小売業という括りでマーケット観測するのは、もうナンセンスなことなのかもしれません。

阪急うめだ本店の売り場をめぐって
年の瀬に阪急うめだ本店を歩いて