もうご存じの方もたくさんいっらしゃると思いますが、話題のタダで簡単にネットショップがつくれるBASE。ショップ数は11月20日のリリースから7000店舗を突破し、Livertyとしてのプロジェクトから、BASE株式会社として法人化したようです。

BASEはショッピングモールのような形へ向かうのかどうか分かりませんが、他のモールにはない可能性があるように思います。

それは、定量的なことよりも定性的なことが重視されるショッピングモールへの可能性です。大手ショッピングモールは、値段が安いものや、売れている商品の露出が高まったりしますが、それに対して、質やかっこよさ、楽しさが重要視されるような場、そのようなショッピングモールになれるのではないかということです。規模の大きさや安さよりも、高質で感動できるものが評価される場。

なぜ、その可能性があるかというと、スキル的、コスト的に出店のハードルが下がることによって、資金力やある程度の規模や集まり、会社でなくても、個人として、小規模で出店できるようになるからです。そうすれば、面白い商品が増え、商品の多様性が広がります。

同じような商品で、値段勝負でパイを取りあうマーケットから、独自性があって、アイデアやかっこよさ、美しさが評価されるマーケットへの進化です。

今までは、才能のあるアーティストがなにげなく画いたイラストも、出店のハードルに消えていたかもしれませんが、BASEなら気軽に商品としてアップロードできます。そういったことが至る所で起きれば、マーケットが楽しくなるのは必然です。


BASE(ベイス) ネットショップ作成が、今までで1番簡単に。