ユナイテッドアローズの、販売員が情熱接客でお客様の世界を10分で変えるというイベント「UNITED 世界を変える ARROWS」。販売員がコーディネートや服を提案して、顧客に感動してもらうという内容です。
販売員と服を楽しむという点において、良い意味で少し敷居が高いのかもしれません。ゆえに、本当の服好きに対するプロモーションなのだと思います。
売上への影響はというと、短期的な即効性はおそらくないでしょう。しかし、ブランドを売る服屋として最も提案するべき核心の行いだと思います。最も意識するべき顧客層である「服好き」に対して、優れた販売員が世界が変わるほどのスタイリングを提案するという、頂上決戦なイベントだからです。
服好きに認めてもらえるというのは、お店の感度がビンビンであるという証明であり、基本としてそこの顧客を抑えなければ、魅力はなく、エッジがないお店に終わってしまいます。ゆえにコストをかけるべき所であるということです。
大切な顧客に対して、お店の感性や世界観を提案するというイベントは、売上としての即効性はありませんが、顧客とのコミュニケーションとして効果があります。数字目標から考えた施策よりも、顧客の気持ちから考えた施策に意味があり、それは正しく顧客とのコミュニケーションとなります。こういった施策は、ジャブのようにじわじわと顧客の心を捉えるでしょう。そして、もちろん中期的には結果として売上に反映されることになります。
また、今回の 「UNITED 世界を変える ARROWS」キャンペーンサイトでは、著名人12名の実際に世界を変える写真とムービーが公開されています。コーディネートの仕上がりのカッコ良さはもちろんですが、洋服選びを嗜む楽しさがキャンペーン映像から伝わってきます。このような優れたキャンペーンコンテンツにより、さらに魅力的にキャンペーンが広がります。
キャンペーンの内容にはじまり、キャンペーンの広げ方まで、これぞマーケティングでありクリエイティブの真髄を見たように思います。
■「UNITED 世界を変える ARROWS」



