伊勢丹新宿本店の再開発について詳細が発表されました。テーマは、「世界最高のファッションミュージアム」の実現を目指して。

三越伊勢丹ホールディングスの報道関係資料を読みましたが、文面の一字一句からプロジェクトの本気度がひしひしと伝わってきました。内容の面白さに、共感できるところがたくさんありますが、特に注目したのが、【お買い場づくりの考え方】という項目です。資料から下記引用文です。

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・真のお客さま起点に立って、暮らし方の関心度やお買い物の仕方の変化に対応し、従来のファッション分類に加え、ライフスタイル分類の考え方を加えていきます。これまで以上にお客さまのライフスタイルに寄り添い、新しい共感価値を提案する革新的なお買い場づくりを進めることで、マイストア化を目指します。
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これはつまり、今までは商品やお店を基に、種類で分けて整理し、それをお客様に提案していたやり方だったのを、お客様を基に提案を考え、お客様の気持ちをくみ取り、世界観やテイストでカテゴリー分けし提案を行っていくということだと私は認識しました。例えば、化粧品、シューズ、健康食品というカテゴリー分けでそれぞれで商品を提案することができますが、それらは「美」という世界観でもくくることができます。

このような考え方は、コスト削減、大量生産などパワー勝負の価値が落ちてきている現在、マーケティングにおいて、お客様に楽しんでもらうために、最重要項目だと思います。こういったことを上手にできるかどうかが、他店との勝負の分かれ目になってきている時代です。今回の再開発での投資額は約90 億円とのこと。収益計画がしっかりしているならば、今回の行動は正解なのではないでしょうか。

2012 年度 伊勢丹新宿本店再開発 概要