事を成すためには事の本質を捉えている必要があると思います。
そして、やはり事を成している人は、
事の本質を捉えていると思うのです。

あとは、やり方や、道具が違うだけではないでしょうか。
その、やり方として本書から印象を受けたのは、
目標達成は逆算的に、という考え方です。

つまり、予定していた目標はなんとしても
達成しなければならないということ。
目標達成にはこれだけ足りていないので、
あとこれだけやらなければならないという目標からの
逆算的考え方です。

それは、あらゆる要素を排除した、
目標達成原理主義と言えることができるかもしれません。

無論、それは抱える資源、不景気、市場環境等の
あらゆる環境の影響は無視しなければならないということです。
なんとしても目標を達成しなければならないということです。

本書は、アメーバ経営、マネジメント、リーダー論等
述べられていますが、最も大きくメッセージとして感じたことは、
目標は、何が何でも達成しなければならないということです。

マネジメントの参考書として、もちろん糧になる内容で、
そういったことを求めている読者が読むと大変良いと思います。

しかし、何のためにマネジメントするのかと言えば、
目標達成のために行うわけであり、
そういった意味においても
筆者の言葉の中で、最も響いたことは目標達成
という言葉です。

実績ある偉大な経営者が言う、
「目標は達成しなければならない」
という本書のメッセージは、目標に向かう者にとって、
最大のエールとなるはずです。



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